本の処方箋「おくすり(本)だしておきますね」

放っておくと10時間ぐらい本を読み続ける女子が、悩みごと別に、本の処方箋を出すブログです。漫画も好きです。

本が嫌いでもいいじゃない。

こんにちは、okapです。

明日の仕事もなくなったし、突発的に時間にゆとりがあるので、思うことを書いてみます。

 

 

職業上、たくさんの保護者様と面談をします。内容は、もちろんお子様の学力について。

そのときに、よく聞く嘆きがあります。

 

 

うちの子、ゲームばっかりで全然本を読まなくて〜。

どうしたら読みますかね?

 

 

確かに、お子様の読解力がなかったら、心配になりますよね。せめて本読んでって思いますよね。

小学生に関しては特に、読書量と読解力は比例すると、私も思う。

 

ただ、だからといって、「強制的に本を読ませる」のは断固として反対です。

 

本を読むことを強制すると、それは「させられている」ことになります。

皆が大嫌いな宿題と一緒です。

読書=嫌なこと、という図式が成り立ってしまいます。

そんなの、もったいない!

 

 

少し自分の話をしますね。

私は、大学生のときジャズ研に所属して、トロンボーンを吹いていました。

 

年少の頃からピアノを習い、クラシックも聴いていましたが、そこまで熱中せず。

小学校高学年からB’zにハマり熱狂的に聴いていましたが、自分で演奏しようとは思わず。

 

ジャズは全く聴いたことがなかったものの、高校の先輩がいて存在を知っていたことと、雰囲気で入部。

自分なりに色々考えて、悩んで、練習して、たくさん遊んで、四年間楽しく過ごしました。そこに後悔は全くありません。

 

でも、ひとつだけ苦手だったのは、「ジャズ研民のくせに、そんなこと(ミュージシャン)も知らないの?」「アドリブできないヤツはクソだ」みたいな雰囲気。

 

「できなきゃダメだよ」「しなきゃダメだよ」

こう言われると、キツかったです。

アドリブの勉強をしなきゃいけない。もっとたくさん聴かなきゃいけない。

今は、音楽から離れた生活をしてるし、それでも聴きたくなった音楽は自分で選んで聴くし、半年以上楽器を吹いてないけど、別に吹きたくなったら吹けばいいかと思ってるし、本読んでる方が楽しいし、気にしませんが、当時はなかなか割り切れなかった。

 

そんななか、不思議と前向きに、やってみようかなと思うこともありました。

「できるようになったら超楽しいよ!」「これカッコいいから聴いてみてよ!」

自分がやってて楽しいから勧めたい!

自分が聴いて、ハマったから聴いてみてほしい!

こう言われると、自然と興味がでたんですよね。

結局、私は長続きはしませんでしたが、火をつけてくれる方もいました。

 

 

 

子どもに本を読んでほしい保護者の皆様も、同じなんじゃないかなと思うんです。

本を読むことを押し付けていませんか?

キツイ口調で、読書しないことを責めていませんか?

 

 

それよりは、きっと、

自分が楽しんで読書している姿を見せること。

お子様に興味が出てきたら、図書館や本屋さんに行って、自分で本を選んでもらうこと。そのときに、子どもが選んだ本に対して、口を出さないこと。

 

 こういうことが、大切だと思います。

 

 

そして、自分でも気をつけようと肝に命じます。

こんなブログを書いているのは、読まない人を責めているのではなく、少しでも興味を持ってもらいたいから。

こんなにも、楽しくて、苦しくて、切なくて、豊かな世界があることを知ってほしいから。

少しでも興味が出たときに、羅針盤にしてもらえるように。

 

是非読んでほしいとは言いません。

そのかわり、どんなによかったか、叫ばせてください。