風早小夜子のブログ

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「好きなことを仕事にする」に抱いていた幻想:仕事ってしんどい

こんにちは。

自分は何がしたいんだろうと考える人になっています、okapです。

 

なぜこんなことを考えているのかというと、

・昨日、全社員が集まる会があり、優秀部署の発表を聞いた

・今日、上司とのキャリアに関する面談があった

この二つが原因です。

 

なんでしょう。

落ち込んでるのかな。

 

かたや、同じような年齢で、全方位で素晴らしい業績を残して表彰されるような人もいれば。

かたや、自分は清掃の点数が低すぎて罰ゲームの苦いジュースを飲まされる。

(掃除できないキャラが定着しすぎて爆笑されましたが)

 

このままでいいのかなあ、と思う自分と、

かといって、そこまでバリバリ働こうと思わない自分。

負けず嫌いではあるけれど、てっぺんを目指そうという気にはならない。

 

自分は何がしたくて、この会社に入ったんだっけ。

 

 

 

前の記事ではなんて書いていたか。

okap0605.hateblo.jp

 

楽しい部分、嫌な部分と書いています。

まとめると、

楽しい部分は、人と喋ること。

嫌な部分は、細かい〆切業務と、営業ノルマ達成へのプレッシャー。

 

 

営業ノルマなんて言われずに、楽しく喋るだけの仕事だったらいいのに、なんて。

 

 

でも、楽しい仕事ってあるんだろうか。

しんどくない仕事ってあるんだろうか。

そもそも「しんどい」と「嫌」って、同じようなイメージがあるけど、違うのかな。

 

 

 

調べてみました。

 

 

 

「しんどい」ひどく疲れを感じるさま。つらい。面倒が多いさま。骨が折れるさま。

「嫌」欲しないさま。したくないさま。きらいだ。不愉快なさま。

 

 

 

なるほど。

つまり、「好き」と「しんどい」は両立し得る訳ですね。

これは、納得できるような気がします。

 

現在、私は小説で飯を食えるようになりたいと思って、小説を書いて文学賞に応募したりしています。

小説が好きです。

小説を読むのが大好きです。

小説を書くのは……どうなんでしょう。

小説を読んだり、映画を見たり、美味しいケーキを食べたり、昼寝をする方がもっとずっと好きです。

 

頭の中にある話を、進めたくないと思うときも、向き合いたくないと思うときもあります。

しんどいし逃げたいと思う気持ちもあります。

 

小説が大好きでも、書くという作業にはしんどさが伴うように。

仮に、小説を仕事にできたとしても、しんどいことには変わりないんでしょう。

 

 

 

大好きなことを仕事にしたってしんどいんだから、好きなことを仕事にしたらしんどいのは当たり前。好きじゃないことを仕事にしたなら、もっともっと当たり前。

 

 

ここを勘違いしていたような気がします。

 

キリスト教的価値観に基づくと、そもそも労働って、産みの苦しみと一緒に与えられた罰則ですしね。

 

 

あーーーしんど。

 

 

ここまで1200文字ほど書きましたが、至った結論が「仕事とはしんどいものである」って。

 

そんだけかい!

とベテラン社会人の皆様につっこまれてしまいそうです。

 

 

今日、上司に言われましたが、本当は私、かなり理屈っぽいのかもしれないです。

(全くもってそんなことないと思っていた)

でも確かに、自分が納得できることは受け入れるし、前向きにやろうと思うけど、理解できないことは受け入れ拒否する傾向はあるような。

 

 

 

きっと今はまだ、

 

・仕事ってなんだろう

・働くってなんだろう

・生活するってなんだろう

 

これを自分なりに落とし込めていないんでしょう。

だから行動に迷いが出る。

 

 

 

迷ってるうちは、業績なんてあげられないでしょう。

割り切ってスイスイ進むことができたらよいのですが、納得しないと進めない自分もいる。

 

 

歩みが遅くて、会社や上司には申し訳ない限りですが、一つひとつ、考えていこうと思います。

 

 

 

「少しでも楽しいと思えてるんやったら、今のうちに、しんどい思いしとき」

今日、上司に言われた言葉です。

ここまで文章を書いて、考えて、ようやっと意味が分かったような気がします。

 

 

来週からは、保護者にバンバン電話する。生徒にガンガン話しかける。

授業が始まってからは、パソコンの前に座るのは、電話をかけるときだけ!

 

がんばろう。